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2008年 IIABA 年次大会 および 米国代理店事情 調査レポート
昨年に続き、今年も4月3日からUS ワシントンDCで開催された IIABA年次大会にトムソンネットから調査団を派遣しました。 
今年は、ワシントンのサクラが満開、まさに見ごろのタイミングで開催されました。 総会、セミナー参加にとともに  大手独立代理店 3社を訪問し、先進的な経営戦力、IT活用、代理店システムについて調査してきました。 
その一部をご紹介します。 詳細な内容は、損保ビジネス研修などで提供していきます。

   IIABAとは  
  IIABA(IIABA(Independent Insurance Agents & Brokers of America)
独立代理店の社会的地位向上、保険会社との関係構築、法制度の整備推進、標準化、教育、統計情報作成提供など幅広い活動を実施。 
IIABA年次大会
毎年 年次大会:総会、セミナー、ワークショップその他イベントを実施
IIAB日本協会
日本の代理店向けに、IIABA日本協会が設立されています
http://iiabj.jp/index.html
 
   

   代理店訪問レポート RCM&D社  
  RCM&D社 米国ボルチモア 従業員275名

保険サービス(損保、医療)、リスクコンサル、企業年金
 専門スタッフを採用して医療分野を強みとする経営方針
 保険と絡めてリスクコンサルをビジネス化している(保険料を安くするための提案、監査、指導などを有料で実施)
 個人客の契約更改は、ほとんど保険会社のカスタマーサービスを利用しており、自社で対応する顧客は大口、優良顧客に絞ってサービスレベルを変えているのが特徴的

www.rcmd.com/
 
   

   代理店訪問レポート HTG社  
  HTG社 ボルチモア 従業員30名

小規模ながら米国の40州で認可。 特に医師、歯科医、口腔外科医など特殊分野の保険を取り扱っていること、ITを駆使して少人数をカバーするために業務の効率化を図っていることが特徴。
アプライドシステム社の代理店システムに加え、情報共有するためにイメージファイリング、顧客サポート効率化のためポータルサイ、メール管理トシステムを利用している

www.htginsurance.com
 
   

   代理店訪問レポート Cosmos Services(America)社  
  Cosmos Services(America)   ニューヨーク 

日本の伊藤忠が設立した代理店、日本企業の海外駐在員向け保険に重点をおいて活動。 
現地の法律、言葉に不慣れな駐在員およびその家族へ日本人スタッフによるアドバイス、親身なサポートが強み
代理店システムは、アプライドシステム社のTAMを利用。イメージファイリングも活用

www.cosmosame.com
 
   

   参加者向けセミナー 代理店のクラスター経営について  
  代理店のクラスター経営について  
ブラムレット・エイジェンシー社、ボム・ブラムレット社長講演

ベインズウエスト社  オクラホマ  の事例紹介
1933年に設立  10社が加盟  取り扱い保険会社 100社

小規模な代理店が、大手代理店並みのサービスと手数料率を実現するために構成している仕組み。 共同出資で設立しており、専従者もおいている。クラスタの運営資金は各代理店が受け取る手数料から一定の割合をクラスタ運営組織に収めている。
 
   

   参加者向けセミナー 代理店の事業継承について  
  代理店の事業継承について   
IIABA 教育担当 リサ・ハミントン氏講演

代理店経営者の課題の一つである、いかにして次の経営者に事業を継承しているか 実情を紹介

米国では、親から子への経営者の代替わりは行われない。 親子といえども会社の売買で行われている。 売買価格の評価は、価格はその代理店の生産性、成長率、現経営者の協力度合いなどで左右される。
また、現在の業務処理が標準化、ルール化されているか、システム化されているかでも評価が変わる。 要するに、引き継いだ後 今までどおり業務ができることが重要。
 
   

  展示会場レポート  
  ワシントンDC マリオットホテル ホールにて

保険会社、保険代理店、システムベンダー、サービスベンダーなど多くの企業が出展している。日本の展示会のように一方的に説明しているブースはなく、対面でゆっくり会話をして理解してもらうというスタイルが多く、会場は比較的静か。
会場で、昼時にはスナックサービスもあり楽しく見学が出来る。 
会社を覚えてもらうためのノベルティーグッズも数多く配布されていた。

今年の注目は、日本の富士通がイメージスキャナー scansnapを出展していたことだ。
会社に1,2台導入するスキャナではなく、手元におけるパーソナルイメージスキャナとして日本でも好評な商品で、やはり紙文書の電子化保存が当たり前になってきていることを実感した。